分析施策

楽天の決算から戦略を考える①

2019年11月8日

先日、楽天が2019年度第3四半期の
決算発表をしましたね。
多様な事業が絡む発表なのでそこで発表された数字を
紹介してもあまり意味がないので楽天市場に
フォーカスしたいと思います。

楽天トラベルが含まれていますが
国内EC流通総額は1.0兆円(前年比+18.4%)。
売り上げ収益は前年同期比+24.6%と成長。
前年同期比-1.5%で推移。

SPUなどのマーケティング施策が奏功しロイヤリティーの
高いユーザー増加していると。
ダイヤモンドランクはレギュラー会員に比べて、
楽天市場の月間購入額が4.8倍、注文件数は4.9倍を記録した
とのことでした。

ここから私達が考えられることはないでしょうか?

楽天のロイヤリティーの高いユーザー=ダイヤモンド会員
もしくはそこに続くプラチナ会員
にアプローチできないか?

ということですね。
よく店舗様と話をしていると楽天市場で買物慣れしているから
なかなか販促が効かないとかという話もお聞きしますが
事実として楽天市場の数字の大部分を作っているのは
こういったお客様ですのでそこを意識しない手はないと思います。

今からECは年末商戦。
1年で最も盛り上がる商戦期が訪れますので施策や販促を
考える際に是非取りいれましょう。

「本物」のECコンサルタント
(株)大岡健 -楽天出店コンサルティング-
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