分析

新商品へのアプローチ

2022年1月28日

正月休み明けはバタバタでお買い物マラソン。月末になりようやく落ち着いてきた店舗様も多いのではないでしょうか?
今日は新商品についての話です。
2022年新しい商品を出す時の参考になれば嬉しいです。

さて新商品を出す時にお店の中で決めていることは何かありますでしょうか?
例えばメルマガやSNSで既存のお客様に向けて知らせる、ショップ内のアクセスが多い所にバナーをつけて導線を作る、中には販売開始の時は必ずお得になるキャンペーン期間を設けるというのもあるかと思います。

新商品を登録しただけではお客様は来ませんのでどれも正解ですよね。
どのくらい反応があるかをいかに早く把握出来るかがその商品の成長の速度を決めます。
私のおすすめはもう既存顧客がある程度いるお店であればまずそこに見てもらってどのくらい反応があるかチェックします。
既存のお客様例えば100人が見て転換率、お気に入り登録、どのくらいページに滞在して見てくれているか?2日、3日あればある程度分かりますよね。
その後に販促等を使い新規のユーザーを連れてきます。データは多い方がいいですが予算もありますのでそこは要相談です。
分けずに同時にされる店舗様も多いのですが同時だとデータが混じりますし、すでにお店に好意を抱いている、認知されているお客様と全くの新規のお客様では同じ条件ではないのでデータに差が生まれてしまいますので出来ることなら分けた方が良いかと思います。

最初にここでまずデータを取って参考にして次の手を考えます。
一番良いのは既存顧客も転換、新規も想定よりも転換している。この場合はさらに新規ユーザーを連れてきて同じように推移すればモールの中でも検索順位やランキングに入ることで自然検索からも流入が生まれる。
ただなかなかそう上手くいく商品ばかりではないと思います。
既存は転換したけど新規が転換してないパターンやそもそもどちらも転換しないパターン、
どちらも転換しないけれどもお気に入りには入れてもらえているパターン、お気に入りにすら入らずページの滞在時間も短いパターン。

どのパターンになるかで打ち手が変わります。
広告のクリエイティブを変えるべきなのか?転換のきっかけになるキャンペーンを行うべきなのか?そもそもページをまず改善すべきなのか?

新商品はデータがないところからスタートになりますので最初のデータ収集が非常に重要だと思います。なんとなくページの改善、なんとなくキャンペーンといった事にならないように、もしも新商品を出した時のルール決めてないという店舗様がいらっしゃいましたらぜひ取り入れていただければと思います。

「本物」のECコンサルタント
(株)大岡健
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