分析

数字を一歩踏み込んで見ること

2022年7月19日

規模やジャンルにもよりますが1商品で月に100万円販売しているとか月商3,000万と聞くとすごいと感じたりしますよね?
本当にすごいかはもう少し覗かないとわかりません。
一歩踏み込んで見てみると広告費が大きかったり、実は残っている利益が少なかったりということがままあります。
今日は目に見える数字をいつも一歩踏み込んで考えるとヒントが得られるかもしれないという話です。

ECの世界はすごく便利で数字がはっきり見えますよね。
良いところでその数字をもとに対策を練ることが出来ます。

商品を分析する際にアクセス数が少ないのか?転換率が低いのか?など考えるかと思います。その際に数字を鵜呑みにせず少し踏み込んで見てみましょう。

例えばある商品にアクセス数が1日に100あるとします。

この100という数字はどういう100なのか?
ここを踏み込んで見る。
お客さんが検索を自らしている数字なのか?
それともお店が出している広告からの流入なのか?
それによって全然意味合いが変わってきますよね?次への対策ももちろん変わると思います。

この一歩踏み込んで見る癖をつけることが出来ると出来ないとでは大きく差が出ます。
前提となる数字を踏み込んで把握しなければ誤った対策にリソースをかけてしまう可能性もあります。とてももったいない。
そこで気付ければいいですが誤った対策をした数字を見てさらに対策をする・・・もう迷路です。
そうならないようにしましょう。

今回は数字が例でしたがいろんなところで応用できます。
商品をPRする時やページを作る時にももちろん使えます。

ここが魅力ですと商品を紹介し、さらにもう一歩踏み込む。
何故なのか?を説明した方が良いか、フォントの大きさはこれが適切か?
画像を入れたほうがわかりやすいか?などなど。
いろんなところでの小さな踏み込みが蓄積されて力になっていきます。
ぜひ踏み込んで見れているか?意識してみてください。

「本物」のECコンサルタント
(株)大岡健
http://www.ookatakeshi.com/

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