分析顧客対応

機能的価値と情緒的価値

2023年3月13日

今日は価値の話です。
ご存知の方も多いかと思いますので復習だと思い見ていただければと思います。
人によって価値の感じ方はそれぞれですがよく見る機能的価値と情緒的価値。

簡単に説明すると
機能的価値というのは文字の通り機能や性能に対する価値。
情緒的価値というのは製品から受ける印象に対する価値。

どちらも重要な価値ですが機能的価値訴求のみで勝負をしていると機能軸でしか価値をユーザーにアピールできないため結果として価格競争に陥ると言われています。

機能での差別化が難しい時代ですので情緒的価値で他社と差別化を図ろうと各社がそれぞれに価値を創出しようと取り組んでいるかと思います。
例えばですが
購入までの手続きを簡略化したり早く納品することで顧客の情緒に訴える。
新規購入、リピーターに合わせて対応方法を変える。
など。

すぐに取り組めるのでひとつ紹介したいと思います。
商品ページでもそういった要素を取り入れることが出来ます。
商品の魅力となっている価値が機能的価値なのか情緒的価値なのか?
まずこれを分けます。
もしも機能的価値しかない、情緒的価値しかないということでしたら欠けている方の価値を作り出せないか意識して考える、そしてページに取りいれる。

どちらの価値も必要な要素です。
仮に情緒的価値の魅せ方がうまくても機能的価値がなければ購入はそれきりでずっと新規ユーザーに対して訴求し続けなければいけませんし機能的価値だけだと競争相手が生まれた途端に価値が半減、無くなるということも充分にありえます。
バランス良くどちらの価値も取りいれながら市場で選ばれるように取り組んでいきましょう。

「本物」のECコンサルタント
(株)大岡健
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