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EC運営、商品の販促比率設定について

EC運営、商品の販促比率設定について

2023年10月24日

これからクリスマス、年末商戦とEC流通もあがるタイミングでどの企業様も様々な施策や販促を計画しているかと思います。
よく販促比率はどのくらいに設定したらいいのか?というご質問もいただくのですがこれはその時の企業、店舗の考え方、商品の原価率、利益率をどのくらいにするか?固定費は?によって変わりますので正解は運営している企業様が決めなければいけません。
今回は商品を焦点に置いて進めます。

・商品の利益を把握する
例 10,000円の商品、3,000円の原価

10,000円-3,000円=7,000円

そうか利益は7,000円か!
じゃあ1点売るために7,000円かけてもいいのか!
というわけではなくここから販促費、人件費、固定費があることも考慮しないといけませんのでご注意ください。

新商品だからまずは認知(アクセス)も必要、販売に力を入れて利益を削ってでも費用をかける。
ある程度軌道に乗っている商品はモール内の検索で費用をかけなくてもアクセスが取れるためそこまで費用をかけない。といった風に商品のフェーズによって考え方も変わるかと思います。
どのくらいの比率まで販促に割くかを商品、タイミングによって決めましょう。

価格が決まっている商品をお取り扱いの店舗様ですと難しいですが価格を自分達で決められるということであれば
生産をする前にこのイメージをするべきです。
というのは作ったけど原価が高くて設定する価格(市場で売れそうな価格)にすると限界利益が小さく身動きが取れない。そういったケースをこれまでもよく見てきています。

できるだけ原価を安く、できるだけ販売価格を高く。
ECに限らずどのお店も企業も思ってることかと思います。
そのために生産効率をあげて原価を抑え付加価値をつけて価格に転嫁していますよね。

簡単に思い通りいけば最高ですが市場はそんなに甘くないのが現状です。
行きあたりばったりにならないようその商品の利益を知り販促比率を設定しましょう。

「本物」のECコンサルタント
(株)大岡健
http://www.ookatakeshi.com/

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